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ABOUT

淡路島の山には沢山の魅力があります。
山一面のヤマザクラやこんもり青々とした照葉樹、
大きな実をごろごろつけたクリの木や
寒さのなか一際目立つヤブツバキの花。
それに、孫の代にと裏山にこじんまりと植えられたスギやヒノキ。

規模植林の少ない淡路島特有の貴重な広葉樹の森と小さな植林の山々です。

そして、その淡路島特有の山の樹木たちは昔から家具や食器、
立派な建材として使われていた木材としてもたいへん価値のあるものたちです。

この貴重な財産をもう一度活かしたい。

土地の文化と環境が育んだ自然を生活の中に取り込んでいくことが
その土地での暮らしをさらに心地の良いものにしてくれるのです。

立木を見上げ 木を伐り 想像し ものをつくり
物語を添えて人の手に渡るのを見届けるまでが私たちの役割りです。

「JINO」=「地の」

淡路島に限らず
その土地にあるもの、その土地でできることが
その土地で心地よく暮らすための大きなヒントなのではないでしょうか。

JINO projectでつくったものを通して
この想いと感覚をみなさまと共有できれば幸いです。

木から商品へ

 
1
環境
淡路島は暖温帯に属し、年降水量が少ないことが特徴です。一部杉、檜などの植林されている地域も見らますが、ほとんどが広葉樹の山です。ニレ、ヤマザクラ、クスノキ、ウバメガシ、コナラ、クリ、ヤブツバキなどがみられ季節ごとの移ろいを感じられます。
2
伐採
淡路島には林業がありません。そのため個々に活動する山師たちがプロジェクトごとに集まり伐採を行います。その木を使うために伐ることもありますが、大半は山の整備のために伐採された木たちがほとんどです。
3
製材
製材業者は多くはありません。その多くは高齢化し廃業する業者も増えています。その中で、パートナーを探し自分たちでやれる方法を模索しながら製材をしています。ゆくゆくはすべてを自分たちでできるよう日々勉強中です。
4
職人
製材、乾燥された木材はそれぞれの職人さん、作家さんの手にわたり商品に変わっていきます。材としての価値は低いものが多いかもしれませんが、自分たちが暮らす土地で一緒に育った木です。その価値を理解して大切に扱ってくれる作家さんの手にゆだねられます。

淡路島

淡路島

瀬戸内海をまたぐ明石海峡大橋をわたると北から南に50キロほど細長く伸びる淡路島があります。

漁船のとまった小さな港と山あいの田園風景が淡路島の時間の流れを感じさせてくれます。

その中でも山は
他とは違う雰囲気を醸し出しています。
青々として丸みのある低い山の重なった森から
生き物たちの気配を感じるのは
行き過ぎた植林が少なく
たくさんの種類の木と草が
その地にあった生き方をしているからです。

暮らしと共に育ってきた森が淡路島にはあります。

家の木、炭の木、食べる木、飾る木。

素材の価値が見直されるようになった現代にこそ、
林業のなくなった淡路島の山に今もう一度ひかりをあてようと思うのです。

海岸線長203km
最高峰諭鶴羽山 608m
森林面積51.7%
人工林8.6% (日本平均43.6%)

MEMBER

 
新庄 道
新庄 道
山師、材木屋
Hikobae Works 代表
1988年京都府京都市生まれ。森林整備、自家製材、オーダー家具の受注をおこなう。炭づくりのため林業を始めたが淡路島の山の秘められた可能性と山と人との関わりの重要性に気づき山と木の有効活用を模索する。現在は、自家製材を始め家具や文具、食器などの製作を通して山と人との仲をとりもつことを志している。
平松克啓
平松克啓
ヒラマツグミ一級建築士事務所代表。
2018年淡路島に暮らし建築にかかわるなかで、淡路島の素材を使った淡路島の家づくりを模索し始めた。木を探すところから動き出すことによって、木を伐る仲間、木を商品に変える仲間に出会いJINOprojectを立ち上げる。淡路島の家が淡路島の風景になれるよう、日々建築に向き合っていく。
松本恵里奈
松本恵里奈
トイフラワー号代表
おもちゃコンサルタント
2012年3月、夫のUターンを機に5ヶ月の長女を連れて関東から淡路島にIターン。子育て環境の違いに戸惑いながら、島の自然の中で遊ぶと身の回りにあるモノすべてが「こどもフィルター」によって、おもちゃになってしまうことに驚く。そのフィルターをより面白くする道具のような、自由なおもちゃを淡路島の木で作りたいと考え、当プロジェクトに参加した。